読書編(痴呆老人は何をみているか)2008-03-05 Wed 09:01
久々の読書編です。(汗) 題名がすごいです。 ヒロカツには重度痴呆症の介護施設で働いている友人(男)がいますが、彼の話を聞くとびっくりすることだらけです。 そんなとき、この本の題名そのまんまの疑問が浮かびます・・・・。 今は「痴呆症」という言葉は使わずに「認知症」という言葉を使うようになりました。 「痴呆」という言葉が差別用語に抵触するとの理由です。 でも、著者はあえて「痴呆症」という言葉を残しておくべきだと言ってます。 「認知」という言葉は精神・知的障害にも使われ、老人が発症するこの病気を特定しづらいからです・・・・確かに。 著者は東大医学部卒業でハーバード大学院も卒業しています。 バリバリの医学界エリート・・・・のようですが、本を読んでいくと、いろんな障害にあい、転職を繰り返し、人間関係に悩み、鬱病になった経験がある方のようです。 そういった苦悩を体験された著者は、人間をみる優しさに溢れています。(nice) そして、この本の中で人が生きる尊厳や人が生きることとは・・・・みたいな哲学の領域にまで踏み込んでいます。 多くの事例や、問題提起が本書の中でされていて、ヒロカツは、いろいろと書きたいことが出てきます。 が、このブログの一コマで書ききることは無理だったりします。 ですが、あえて搾って書くとすれば、人は痴呆になろうがなるまいが、決して孤独になってはいけないという事です。 人も生物です。 本能として、世界とつながっていることを常に確認し続けないと生きてゆけない仕組みがあるようです。 著者も随所にそのことを話しています。 とても、実践的な話になりますが、 あなたがもしも孤独になりそうだったら、誰かに声を掛けてください。 ペットでも植物でもよいです。 あなたの周囲に孤独な人がいたなら、声を掛けてください。 孤独とは無縁の環境にある、あなたは、気づかないだけで、一番の幸せを享受しています。 この本は、死ぬまでに1回は目を通すと良い本だとヒロカツは想います。 今日も最後までお付き合いありがとうございました。 コメント大歓迎です。 |
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